BMW 1シリーズ(F20) 4回目の1年点検にかかった費用

早いもので、我が愛機の1シリーズ(F20）も4回目の1年点検となりました。ディーラー(以下、D)曰く、作業は1泊2日でお願いしたいとの事。昨年の初回車検が1週間預けのリクエストだったんで、

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今回はアッという間な感じでした。因みに、律義にDで1年点検を受ける顧客は全体の15％程しかいないとか。まあ、特に義務付けられている訳でもないし、エンスー以外はスルーしちゃうんでしょうね。

私の場合、BSI(BMW サービスインクルーシブ：３年間のメンテナンス費用を軽減する有料オプションサービス)の2年延長プラン(約10万円)に加入済みですので、来年の2回目、5年車検までは基本的なメンテナンス費用は発生しない算段。なんで、今回も「タダの代車で、試乗がてら旅行にでもいくか」と、軽～い気持ちでDに足を運んだのであります。

席に案内され、早々に担当アドバイザー(以下、Dマン)登場。開口一番、バッテリー交換の時期との事で、費用はおよそ7万円だそうな。さっきまでのルンルン気分が吹き飛んで、飲んでたコーヒーを吹き出しそうになっちゃった。バッテリー交換に7万ですと？ネットで代替品が3万円、下手したら2万円台で売ってるぞ！クルマにうといセレブならいざ知らず、こちとら諸兄姉程ではないにしろ、多少クルマに関しては「自称」明るい男。「工賃は払うんで、持ち込みの対応はしてもらえますか」と抗うも、「純正を推奨しております」と、遠回しながら対応不可の姿勢は崩さず。VWは対応してくれたんだけどなぁ。この融通の利かなさは、プレミアムを謳うメーカーのプライドなのか。いや、単にお金持ち相手の商売なだけだな。

バッテリーの相場価格を知ってるだけに、流石にDの希望価格で首を縦に振る訳にはいかないじゃあないですか。

私「じゃ、やりません」

Dマン「わ、分かりました。では、代車のキーをご用意しますので、少々お待ちください」

と、一旦席を外す彼。持ち込みでやってもらえるもんだと決めつけていただけに、別のパターンは全く考えてなかった。めんどくさいぞBMW。(Dによっては対応可の所もあるかもしれませんので、事前にご確認下さいね)

5分ほどして、戻って来た彼はこう切り出しました。

「バッテリーは20％引き、その他も割り引いて、ピッタリ5万円でいかがでしょうか」

定価でだめなら割引いて、何とか売り上げを作ろうとする姿勢は商売としては、まあ当然なんですが、最初に定価を提案し、そのまま通ればラッキー的な、クルマ屋独特の露骨なやり方に、えげつなさを覚えたのもまた事実。

他に持ち込んだ場合を試算してみます。バッテリーを約3万で購入したとして、持ち込み工賃を約7千円、廃棄料約1千円でほぼ4万円。

Dはこれより1万円高いものの、約5千円分の手洗い洗車とコーティングサービスもあるし、1泊2日の間、代車も自由に使える。