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1シリーズ(F20)乗りが、新型1シリーズ(F40)に乗って感じたこと

現在、旧1シリーズF20が愛車の私。(※以下、旧型)

 

今回、車検の代車として、新型1シリーズF40(※以下、新型)をお借りし、高速、ワインディング、一般道等、250km程を体感してきましたのでその感想等を。

 

新型登場から、はや1年。自分のクルマが旧型になる瞬間は内心穏やかではなく、複雑な気持ちになりますよね。ニューモデルへの羨望と嫉妬を隠しきれない気持ちで、実は発売当初、おろしたての新型に短時間ながら既に一度試乗させて頂いておりました。

 

当時の感想としては、まず、ずんぐりしたエクステリアが好みではなく、走りだしても、脳内でFFとなったネガティブキャンペーンが発動し、BMWらしさは感じられはするものの、FR党の私としては「今後の愛車選びの選択肢には入らない」というのが素直な思いでした。


そして今回は1年ぶりの、更に長距離試乗。グレードはオプション満載の118i M Sport。東名横浜のディーラーを後にして、いざ、箱根を目指します。はたして、当時の感想は覆るのか。

 

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まずはエクステリア。新旧を並べてみると、以前はズングリ感じたエクステリアが逆に斬新に思え、更にフレッシュ感さえ覚えてしまう始末。見慣れてきたということを差し引いても、中々カッコいいじゃあないですか!

い、いや、外見に惑わされてはいけません。BMWは走ってナンボ、FRでナンボです。

 

1.5リットルの3気筒エンジンは旧型のブラッシュアップ版で、パワー&トルクは僅かながらアップしており、音はよりスポーティなサウンドへと進化しておりました。高速域からの追い越し等では正直、もう少しパワーがあればと思いますが(旧型を含む)、加速性能は上のグレードに任せておきましょう。


低、中速のワインディングでは1,480rpmの低回転から、最大トルク220Nmを発生させるエンジンが兎に角気持ち良く(旧型を含む)、FFでも、かつてBMWが掲げていた「駆け抜ける歓び」をしっかりと堪能できました。

 

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箱根のコンビニでちょっと休憩。ワインディングが気持ちイイ♪

結論

 

次期愛車にしてもイイ!と感じる、とっても魅力的なクルマでした♪

 


理由は、FFのパッケージングが生かされ、日常でのユーティリティー面が大きく向上していたからです。例えば後席スペースの拡大、リヤハッチの電動化等、小学生二人の子を持つ身としては、非常に有り難い進化と感じたのであります。

 

そんなパッケージのクルマを選ぶなら、他のメーカーでもいいだろう、とおっしゃるのも良くわかります。ですが、他のメーカーではやはりダメだと改めて感じました。

 

なぜならば、同じようなパッケージングのクルマは数あれど、FFでもドライビングプレジャーを感じさせる新型は、BMWならではで、やはり唯一無二と感じたからです。

 

頑なまでに、FRじゃないとBMWではないと言い続けてきた私が、こんなに変わるとは・・・。私自身が一番驚いているのであります。

 

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FFながら、BMWらしいドライビングプレジャーが魅力の新型1シリーズ

旧型に比べ内装がプラスチッキー、8速ATから7速DCTへのコストダウン等、ネガティブな要素も沢山あるんですが、このパッケージングは個人的には「コレはこれで有り」と感じた次第です。

 

そてではまた♪